神田でまたすごい店を見つけてしまった・・・。
神田駅周辺は、激安居酒屋がひしめており、昼から飲んでる沈没系おじさんの聖地です。
筆者も休みの日に、ジムで仕上げた後によく足を運んでいます。(サウナも5セットくらいやってから)
そんな魅惑のワンダーランド神田にまたすごい店ができてしまった。すごいというか、ちょっとおかしい。
価格設定が明らかに算数を間違っている気がします。
それは、もうすっかり定着している一人焼肉という業態に乗り込んできた「焼肉ぎゅーとん」です。
その第一号店が東京の神田に出店しました。神田から仕掛けていくセンスに親近感を覚えますね。
ビール命の方にとっては、驚愕のコスパを誇るお店なので、詳報します。
飲み放題がほぼデフォルト
「焼肉ぎゅーとん」の特長は、何といっても飲み放題です。
レモンサワー、グレープフルーツサワー、ハイボール、ウーロンハイが飲み放題となり、選択肢は、30分330円、60分550円の2パターンです。
そして、なんと220円を追加するとビールも飲み放題となります。
つまり、770円で60分ビール込みの飲み放題が実現します。
いやいや、おかしいやろ。安すぎる・・・。
最近流行りのテーブルにサーバーが付いているセルフ系のお店も筆者はヘビーユーザーですが、飲み放題のコスパは互角と言えるものの、ビールがないんですよね。
そういったお店はレモンサワーやハイボールのみが基本で、ビールは単品オーダーとなるので、ビール込みでこのコスパは奇跡です。
神田の沈没系おじさん達は、一品数百円のつまみでダラダラと飲むタイプなので、短時間一本勝負のこういったお店はちょっと刺さらないのかもしれませんが、
筆者にとっては、どストライクです。
この驚愕の飲み放題がやっているのは、公式HPの情報では、ディナータイム限定(17:00〜21:30LO)となっていますが、
筆者が突撃した23年4月初旬時点では、お店の前の看板が手書きで11:00開始に書き換えられていました。
つまり、昼からこのシステムが稼働しています。
ちなみに単品で頼むと、レモンサワーが350円、ビールジョッキが480円・・・。
明らかに計算が合わない状況・・・。
こんなの飲み放題しかあり得ないのでは。。
算数がおかしいこのシステムをいつまで継続してくれるのか、不明です。でも、これを売りにしている感じなので、しばらくは続くのではと予想します。
ていうか、ずっと続いてくれ、頼む・・・。
席に通されると、店員さんから「飲み放題にされますか?」と聞かれます。
神田の地に、この誘いを断る思考を持ち合わせた者はいないでしょう。
つまり、お酒を飲むなら飲み放題がデフォルトで付いてくるようなお店です。
サイズ感がおかしい
ここの飲み放題、システム的におかしいことは上述の通りですが、他にもおかしいことがあります。
それは、サイズ感です。
ビールもしっかりとした中ジョッキで提供されるのですが、これはおかしいというより、素直に嬉しいのですが・・・、
サワー系をオーダーするとそのおかしさが分かります。
巨大ジョッキで提供されます・・・。
いわゆる男前ジョッキというやつです。
ちなみに、公式HPにある単品メニューのレモンサワーの写真はこれです。
どした・・・?
なぜ男前にした??
デカいジョッキを愛する筆者にとっては、完全に心奪われる戦略?です。
60分コースだと、60分の時点でラストオーダーを聞きに来てくれるので、玄人は直前でグラスを空にするようペースを刻み、最後に男前でもう一発滑り込むという技を見せるでしょう。
筆者も60分でビール3杯、レモンサワー2杯、グレープフルーツサワー1杯の計6杯を頂きましたが、実質、サワーは×2の威力があるので、さすがに酔っ払いました・・・。
飲み放題は、男前ジョッキ。愛が過ぎる・・・。
焼肉も高満足度
ここまで飲み放題のことしか言っていないですが、ここは焼肉屋なので、焼肉の情報も・・・。
簡潔に言うと、充分合格レベルです。
ひとり焼肉の先駆者である某焼肉チェーンよりも美味いと思います。
肉にライス、スープ、キムチがセットとなったセットメニュー中心です。もちろん、肉は単品オーダーも可能で、足りなければ50g単位で追加できます。
筆者がオーダーしたのは、看板メニューと思われる「ぎゅーとんセット」
- 牛カルビ
- ハラミ
- 豚ロース
- ホルモン
上記4種の肉が50gずつ入っていました。
60分で一人で焼肉しながら、ビールと男前ジョッキに対峙するには、充分なボリュームでした。
どの肉も美味しかったですね。特に豚ロースはサイズも大きく、満足度は高かったです。
ひとり飲みには完璧な環境
昨今、ひとり飲みのニーズが高まり、お店の仕様もそれに合わせたものが増えてきていますが、「焼肉ぎゅーとん」も工夫を凝らしています。
恐らく、お店にはカウンターの席しかなく、横の席とはパーティションで区切られているのですが、
オーダーした料理が揃うと、店員さんがそのパーティションをさらにスライドして伸ばしてくれて、半個室状態にしてくれます。
ラーメンの一蘭を初めて博多で食べたのはもう20数年も前となりますが、一蘭がやり始めたと言われるこのパーティションタイプの席も守備範囲を拡大していますね。
焼肉屋にも導入されるとは、想像しなかったなあ、と。
筆者はひとり飲みをする時は、ひとりでも入りやすいお店であるかを結構、気にします。(小心者・・・)
こういった一人客をターゲットにしたお店は、そもそもそれがターゲットなのだから、何も気にせず入ることができるので、気が楽です。
今後、このニーズはより高まる気がするので、いろいろな業態に拡大していくでしょうね。
筆者にとっては、このニューノーマルは嬉しい変化です。
店舗情報
正直、神田は飲み屋以外に行くところがない(失礼か・・・)と言っても過言ではないエリアなので、
筆者も足を運ぶようになったのは、ひとり飲みをするようになってからです。
(東京駅の隣という立地にありながら、急にディープになるのはなぜなのか・・・)
神田という場所が、奥深く、クセになる魅力を備えたエリアであることに、最近ようやく気付きました。
そこに現れた、ある意味、神田にとっては新種と言える「焼肉ぎゅーとん」
ビール好きにはオススメのお店です!
店舗名 | 焼肉ぎゅーとん |
場所 | JR 神田駅 徒歩1分 |
住所 | 東京都千代田区鍛冶町2丁目7番2号神田駅前ビル1階 |
地図 | |
TEL | 03-6260-7665 |
営業時間 | 月曜日から土曜日 11:00〜22:00(ラストオーダー21:30) 祝日の場合は11:00〜17:00(ラストオーダー16:30) |
定休日 | 日曜日 |
価格 | 1,000〜2,000円 |
特長 | ・ビール込みの驚愕コスパの飲み放題 ・完全おひとり様仕様のひとり焼肉専門店 |
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